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ハラル食品 [食用油]

パームオイルの産地であるマレーシアはイスラム教の国で
食材などにも厳格な規律が課せられています。

イスラムの教えに則った食材は
ハラル (ハラ―ル / HALAL)と呼ばれています。

ハラルとは「許されたもの、行為」を意味する言葉で
食品で言えば口にして良いものを指します。

そのようなハラルフード(ハラル食品)は

宗教的な側面だけではなく、

「厳格な教えに則った原材料と整った製造施設環境の証明」

として認識されています。

日本国内でもレストランや宿泊施設などが
率先してハラル食品を導入する動きが始まっています。

ただ国内にはまだまだハラル食品は少ないのが現状です。

日本国内で販売されている食用油では
レッドパームオイルが認証を受けていることを表明しています。
>> ハラル食品

ハラルは今後ますます注目のキーワードのようです。
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「国際的なパーム油供給チェーンの持続的確保について」 [食用油]

油に関する啓蒙活動として開催された

「第8回JOPAセミナー」(日本植物油協会/JOPA主催)にて

パーム油の世界的権威チャンドラン氏が講演を行いました。


※チャンドラン氏はマレーシア・パーム油協議会の初代CEO


講演テーマは

特別講演「国際的なパーム油供給チェーンの持続的確保について」

パーム油の国際情勢について

気候変動危機に関して強調するなど
環境と食糧問題を取り上げまして

その中でのパーム油が果す役割の大きさについて
言及されました。

マレーシアではRSPO(持続可能なパーム油円卓会議)認証
などの動きもしっかりと根付いてきており

安定・大量供給が可能であったパーム油も
国際的な大きな転換の時期にきて

持続可能をテーマに様々な考えを巡らす必要に迫られるのですね。

タグ:パーム油 RSPO

天然のコエンザイムQ10を含む [コエンザイムQ10]

国内最大級の健康産業ビジネストレードショー
 「健康博覧会2012」(第30回)が3月に開催されます。

日程は、2012年3月14~16日

東京ビッグサイト4・5・6ホールにて。

http://www.this.ne.jp/

健康博覧会の案内の中でコエンザイムQ10
に関する見解がありましたのでシェアします↓

- ここから -

『コエンザイムQ10 中高年層への新たな訴求』

抗酸化作用・アンチエイジングなど
広範な効果が期待される素材CoQ10。

2004年のブーム以降、
反動で市場は一時落ち込んだものの

体感性の高さから中高年層を中心にリピーターを獲得。

店頭・通販で定着し始めている。

「かつてのブームにはダイエット、
美肌などのイメージが先行し、

過度に期待した若い女性が殺到したが、

年齢とともに減少するCoQ10は

むしろ中高年層にこそ

体感される素材、新たな客層を
着実につかみ始めている」と各社は見る。

- ここまで -

美容のイメージが強かったCoQ10ですが、
中高年層への訴求が今後は広がりそうですね。

なぜCoQ10の話かというと、

パームの実パーム実.jpg

にはコエンザイムQ10が含まれているのです!

南国の厳しい自然環境下で種子を守るための
抗酸化力を求めてなのでしょうか…。

自然の力は凄いですね。

ですので、実の栄養分を守りながら精製する
高度な低温精製が施された

レッドパームオイル

であれば、油にも天然のコエンザイムQ10が
一定量含まれています。


パーム油にはトランス脂肪酸がありますか? [トランス脂肪酸]

食用油に関して最近の話題と言えば

「トランス脂肪酸」

心疾患を引き起こすリスクが高いとして
欧米では厳しく取り締まられている

トランス脂肪酸です。

パーム油はショートニングやマーガリンの
原料となることが多いので

ひょっとしてパーム油にはトランス脂肪酸が多いのでは?

と 〝勘違い〝 されやすいです。

それは大きな誤解。

パーム油そのものにトランス脂肪酸が多い訳ではありません。


※一般的な精製を行った植物油にはどれも
微量のトランス脂肪酸が含まれてしまっていますが…。

農林水産省の調査(平成18年度)では
食用植物油:100g中 0.0~1.7g と出ておりました。



ショートニングなどの油脂食品を

「製造する過程」 が問題なのです。

製造する過程で水素添加などの
処理を行う際にトランス脂肪酸が生成されてしまいます。








パームフルーツオイルのおいしさに関する研究 [パームフルーツオイル]

大手油脂メーカー『日清オイリオグループ』株式会社

の研究チームによる研究で面白い発表がされています[ひらめき]

パームフルーツオイルのおいしさに関する研究(第1報)
と題して

パームフルーツオイルを利用したフライ食品について
パームフルーツオイル特有の

『サクサク感がおいしさに寄与している」

ことを検討・確認しています♪


フライ食品の食感を、
音響解析により評価可能であることから

下記の実験を行いました。


■ 一般的なサラダ油で揚げたフライ



■ パームフルーツオイルをブレンドした油で揚げたフライ

で比較したのです。


専用の機械でサクサクの破砕音を評価したのですね。
+官能試験でおいしさチェックもしました。

それぞれフライ直後/30分後/1時間後、で実験したとのこと。


結果は!?

サラダ油 < パームフルーツオイル


パームフルーツオイルをブレンドした油で揚げたフライは

サクサク感、おいしさの両方を維持できる

結果が出て

パームフルーツオイルがおいしさを向上させる
と結論づけてます♪


天ぷらやフライなど

揚げモノのサクサク感が続くというのは
実はパームフルーツオイルの大きな特徴なのです。

以前から料理学校やシェフの口から聞いていましたが、

科学的に実験しても証明されているのですね。


図1.jpg


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