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第8回日本トコトリエノール研究会 [トコトリエノール]

第8回日本トコトリエノール研究会が開催されました。(2011年10月4日)

日本トコトリエノール研究会会長で
京都府立医科大学学長の吉川敏一氏の挨拶では

「これまで日本におけるトコトリエノールの研究は
欧米やマレーシアに遅れをとっていた…」

ことが述べられ

「今後は魅力あるトコトリエノールの研究を発展させていく…」

意向が語られました。



マレーシア科学大学教授のDr.Yuen氏による特別講演では

米国健康研究所(NIH)でも研究されている

トコトリエノールの〝脳神経変性保護〝

に関する最新の研究成果が発表されました。


肝機能改善やがん、肌・血管などに及ぼす影響
が多く取扱われてきたトコトリエノールに

アンチエイジングの分野で更に興味深い
トコトリエノールの効果が現れてきたようです。


〝トコトリエノール〝の供給源として 貴重なそして主要な〝パーム油〝は

日本でもこれまで以上に必要とされていく様子です。








パームオイル?  [Palm Oil]

パームオイルって原料は何なのでしょう??

「パームオイルの原料はオイルパームです」

ますますこんがらがってしまいますね。

ここに日本語の「椰子(ヤシ)」も
絡んでくるのでとってもわかりづらいです。


パームオイルはOil Palm(アブラヤシ)の
果肉を絞ったものが原料です。

英語だとオイルパーム、日本語ではアブラヤシ。


だから「パームオイルの原料はオイルパームです」
は正しいのですね。


「なるほど椰子から採れるヤシ油か…」

ってそれはちょっと待ってください!


英語のPalm(パーム)を和訳するとヤシなのですが

パーム油とヤシ油は違います!


ヤシっていうと皆さん

こちら

ココヤシ.jpg

をイメージされてませんか?

リゾート地などで中のジュースを飲んだりしますね。

これは「ココ椰子」

パーム油の原料じゃありませんよ!

このココヤシから作られる油があって

それが「ヤシ油」(coconut oil)です。


パームオイルの原料となる

アブラヤシの実はこんな感じです↓
パーム実.jpg

同じヤシ科であっても全然別モノなのです。

※ヤシ科は3,000種類ぐらいあるようです。

パームオイルとヤシ油は違う、ってお話です。


続く…














100歳! 日野原先生 [Dr.の声]

聖路加国際病院の現役内科医で
理事長の日野原重明氏が

2011年10月4日に「100歳」の誕生日
を迎えられました!

日ごろから食にはこだわりを持つ
日野原先生はまさに健康・長寿の象徴のようなお方。

様々なメディアや講演会を通じて
「賢く食べると体は変わる」
とメッセージを送っています。

そんな日野原先生の食用油への
こだわりはと言えば

「オリーブ油」

を奨める記事を良く目にします。

スプーン1杯の飲む油

の様に、日野原先生もオリーブ油を
飲む油としても言及されています。


さて、パーム油については、、

飽和脂肪酸の割合に
やや不満げなご様子ではあります。


ですが、

レッドパーム油については

カロテンが豊富なこと

※特に活性酸素除去の力が強い
αカロテンを含む点など

ビタミンEがふんだんで
効率的なエネルギー源

といった点から関心を寄せている
ことが知られております。




毎日、スプーン1杯の「飲む油」で、健康と美しさを [食用油]

食用油に関して、
日経MJで最近の傾向が特集されていました。

記事の抜粋を基に、
パーム油との関連性を考察してみたいです。


~以下引用と見解

摂ると太る、というイメージが強く、

ダイエットに関心の高い人にとっては
最も敬遠されがちな



ですが、実は健康や美容のためには
油分のすべてをシャットアウトすれば
いいというわけではありません。

脂肪には、摂り過ぎてはいけないものと、
細胞形成に必要不可欠で積極的に摂らなくては
いけないものとがあります。

前者は、肉の油やバター、卵、乳製品など
動物性食品に多く含まれる「飽和脂肪酸」で、
エネルギー源としては大切ですが、

コレステロールが多く、
摂り過ぎると中性脂肪の増加を招いて
肥満の要因にもなります。

パーム油は一般には飽和脂肪酸の割合が 高いイメージですが、

高度に分別されたパーム油や レッドパーム油などは飽和脂肪酸の割合も控えめ で健康に良いとされるオレイン酸が中心の油脂ですね。

また肉の油やバターとは異なり
パーム油は「ノンコレステロール」ですので やはり植物油としての良さを持っています。

これに対して後者は、
オリーブ、亜麻、シソ、クルミなどの
植物油や魚油に含まれているもので、
「不飽和脂肪酸」と呼ばれています。

そして、この中の
「α-リノレン酸」と「リノール酸」
という二つの成分が、カラダに不可欠な

“必須脂肪酸”

なのです。特に、中性脂肪を減らし、
脳神経や視神経の正常な働きに有効な
「α-リノレン酸」の不足が、
多くの病の原因の一つと考えられています。

必須脂肪酸は体内で生成することができないため、
必ず食べ物かサプリメントで摂取しなければなりません。

パーム油自体は αリノレン酸やリノール酸 を多く含む油ではありません。

脂肪酸としてはオレイン酸が主体です。

不足すると健康維持が難しくなり、
肌や体調に影響が出てきます。

そんな背景から最近、一躍注目を浴びているのが
“油を飲む”というスタイル。

そのまま飲むのはもちろん、
サラダのドレッシングにしたりパンに塗ったり、
スープやジュースに入れたり、
調味料のようにおかずやパスタにかけたりと、
使い方はさまざま。

共通しているのは、
火を通すと成分が破壊してしまうため
加熱しないで生のまま使うところ(オリーブ油は除く)。

これらの脂肪酸は火に弱い(=酸化しやすい) ため劣化しやすいと考えることもできます。

酸化しづらく劣化しにくい油の 代表格はパーム油です

そして、いくらカラダに良いからといって
飲み過ぎないこと。過剰摂取は逆効果です。

これまで、「飲む油」の定番といえば、
“天然の母乳”とも言われた「オリーブ油」でした。

美白・美肌・美髪をうたい、
朝、エクストラヴァージンオイルを

スプーン1杯飲むだけのダイエット法が広まりました。

近頃の一番人気は、亜麻という植物の種から獲れる
「亜麻仁油」。

コレステロールを排出する働きがあり、
高血糖や高血圧の抑制に効果を発揮します。

一日の飲む量は、成人で大さじ1~2杯が目安。

同様にシソ科のエゴマの種子を搾った
「エゴマ油」も人気です。

また、「アボガド油」は、
朝食前に小さじ1杯飲むことで食欲を抑えて
ダイエット効果を発揮。

動脈硬化の予防やコレステロール値を下げたり、
デトックス、美肌などにも効果的です。

レッドパーム油はカロテンと スーパービタミンE〝トコトリエノール〝 を豊富にに含み

コレステロール低減効果などについては 学術論文なども発表されており、 ますます研究が進んでいる注目の油です。

スプーン1杯で1日に必要な ビタミンA(カロテン)とビタミンEが 摂取できる、 程の成分を含んでいます。

参考 レッドパーム油「カロチーノ」HP

さらに、東京都内には食用油専門店も出現。
店頭には約50種類の油が揃っており、

試飲もできるとあって、
油に目覚めた多くの“アブラー”たちが足を運んでいます。

“サラッとして油っぽくない”“ベタベタしない”

良質の油を飲むと、カラダにも肌にもいいことが広まりつつあります。

しかし、飲んですぐ効果が表れるというものではありません。

あくまでも毎日のスプーン1杯の積み重ね。
健康とキレイは、長期的に取り組みましょう。                  

※参考:
日経MJ(2011年7月25日付)

~ここまで~


近年は脂肪酸組成に着目した油の評価
も多いですね。

パーム油の場合ですと、

・酸化しづらい
・熱に強い
・料理で揚げあがりが良い

などがパーム油の脂肪酸特性
からくる特徴でしょうか。

パーム油の場合にはカロテンやトコトリエノール
といった成分の方が注目のようです。









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